愛媛県の南予最大の夏の祭典「和霊大祭・うわじま牛鬼まつり」が22日開幕する。24日までの3日間、うわじまガイヤカーニバルや牛鬼パレードのほか、50回大会として姉妹都市の仙台市から「仙台すずめ踊り」の披露や記念花火の打ち上げもあり、節目を盛り上げる。
 22日のガイヤカーニバルには、60団体約2500人が参加。宇崎竜童さん作詞作曲の「ガイヤ・オン・ザ・ロード」のリズムに乗せたダイナミックな踊りで城下町を彩る。
 23日の宇和島おどり大会では、伊達家の縁でつながる「仙台すずめ踊り」が登場。優雅な笛の音色に合わせて躍動感たっぷりに舞い踊る。夜は宇和島湾から約5000発の花火を打ち上げる。目玉は「現代の名工」の花火師、野村陽一氏による作品。夜間開放される宇和島城からも楽しめる。
 24日は約20体の牛鬼が練り歩く親牛鬼パレードに続き、須賀川の走り込みがフィナーレを飾る。
 問い合わせは宇和島商工会議所=電話0895(22)5555。まつり当日は南予文化会館会議室=同0895(25)7530、0895(25)7351。